2016,2017年、全日本サーフィン選手権大会で優勝し2連覇!!
2017年、JPSAプロ公認獲得、北川幸(きたがわ ゆき)
2017年 全日本サーフィン選手権大会でのインタビュー抜粋
※写真は2016年全日本サーフィン選手権優勝時
2017年全日本サーフィン選手権大会でのインタビュー抜粋
Q:波乗りはどれぐらい続けているんですか?
約17年です。
サーフィン初体験は、和歌山県の磯ノ浦の波にボディーボードで乗りました。
波と一体になれる事が気持ちよくてワクワクし、もう本当にこの1日でハマったといっても過言ではありません。
Q:お住まいは神戸と聞きましたが・・・?
はい。今でも神戸です。
休みになれば、主に愛知県の伊良湖まで通う生活です。
Q:毎週、海まで通うのは大変じゃありませんか?
関西からは波のある海は遠く、だいたい前日の夜から片道200-400kmの下道を走り、
朝に到着して海に入るといった感じなので、まあまあ大変です。
Q:ショートボードに転向したきっかけは?
ボディーボードをやりだして5年が経ったころです。
前々から憧れていたショートボードにチャレンジしました。
自分には出来ないだろうと思っていましたが、彼(主人)が教えてくれて、
ショートボードの魅力に引き込まれていきました。
Q:試合に出たのはいつ頃からですか?
ショートボード歴10年を迎えたとき、「試合が嫌い」でもどこか自分が逃げている気がして・・もしかするとこの「嫌な事」にチャレンジすれば、何か変われるのかもしれない!
と思いチャレンジ開始。
2015年 NSAとJPSAアマチュア登録をし、本格的にコンペに参戦しました。
Q:試合に出ていかがでしたか?
エントリーする前からお腹が痛くなるような状態で(笑)
もちろん試合でも自分のサーフィンなんて出来ることもなく、自分が嫌になり何度もサーフィン自体を辞めようと思いました。
練習量も経験も圧倒的に不足している上に、フルタイムの仕事をしながらの参戦に
「自信がない」自分がいました。
そして、はじめての全日本サーフィン選手権大会のセミファイナルで、
緊張しすぎて何もできずに終わり、悔しすぎて海から上がることが出来ないほど
泣き叫んだ、人生の中で一番悔しかった日。
1年でやめるつもりだったチャレンジはこれを気に「自分に勝つ」まで続けていこうと決心しました。
Q:試合に出て何か変わりましたか?
2016年から競技ルールの勉強をして、無知だった自分に気づきます。
主人もフルサポートをしてくれて、全日本サーフィン選手権大会で優勝!
やらされている訳でなく、自分でやると決めたこと。自分と対話する時間が増えました(笑)
Q:みなさんに何か、メッセージがありますか?
はい。
海が遠くても、週1サーファーでも競技経験が浅くても、
みんなに可能性があること伝えたいです。
2016年の大きい波、2017年の小さい波の両方で優勝できて、
少しだけみんなに夢を届ける事が出来たと思います。
今期からは、JPSAプロツアーに参戦予定です。
アマチュアツアーで成績を残した方がいいんじゃないのという意見も頂きましたが、
せっかくなので、チャレンジです。
お尻ペンペン、応援よろしくお願いします。